長篠の戦い③(夏期講習受付開始しました)

こんにちは、諏訪アカデミー講師の宮田です。
前回の続きです。
武田軍につかまっちゃった強右衛門、どうなってしまうのでしょうか。

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武田軍の誰か「勝頼様(武田信玄の息子でこのときの武田家トップ)、長篠城から抜け出した者をひっとらえました。」
武田勝頼「怪しいやつめ、お前は誰だ!」
強右衛門「長篠城から抜け出した、鳥居強右衛門といいます。あなたの部下もそう言ってます。以後お見知りおきを。」

強右衛門は、なぜ長篠城から抜け出したのか、織田・徳川連合軍がこの後どう動くのか、勝頼さんに全部しゃべっちゃいました・・・。

勝頼「よくぞ話した。長篠城にいる者どもに、『助けは来ない。あきらめて城を明け渡せ。』と伝えよ。そうすれば、命は助けてやる。武田軍にも入れてやる。」
強右衛門「まじっすか!? 言います言います!助けは来ない、あきらめろ!って言います!」

強右衛門は武田軍に取り囲まれながら、長篠城の近くまで連れていかれました。
ここで、武田軍にとって想定外のことが起こりました・・・。

強右衛門「長篠城の中にいるみんな!俺だよ!強右衛門だよ!信長さんと家康さんのところから帰ってきたよ! 今岡崎城にいて、もうすぐ助けに来てくれるってさ!お腹すいてるかもしんないけど、もうちょい我慢すれば助けに来てくれるから、頑張ってお城守って!」

なんと強右衛門、勝頼の命令に背き、織田・徳川連合軍が援軍に向かっていることを伝えます。自分がこの後どうなるかわかっていながら・・・。

勝頼「強右衛門め、計りおったな! 磔(はりつけ)にしてくれるわ!」

自分を犠牲にして援軍が来ることを伝えた強右衛門。
あと数日で援軍が来ることを知った長篠城にいる奥平さんたち(家康の家臣)は持ちこたえ、教科書に出てくる「長篠の戦い」へ突入、織田・徳川連合軍は勝利するのでした。
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※以上、長篠の戦いでした。強右衛門かっこいい・・・。

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